2018.01.18

スタッフより 「テロメアとリハビリ」

今回は当院のリハビリスタッフからの投稿です。今後は院長のみならず、スタッフにもブログを更新してもらう予定です。よろしくお願いします。

以下、スタッフの投稿です。

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テロメアという言葉が最近コマーシャルなどで耳にする機会が多くなりました。テロメアは染色体末端部にあって染色体を保護するという意味らしいですが、今日はテロメアに関する話題提供をさせていただきます。

「雨垂れ石をも穿つ」という言葉がありますが、自然界にある物、どんなに頑丈な物でも必ず風化して壊れていくという説があります。人間はその説に反して絶えず作り変える事によって体を維持する仕組みになっていて、その度にテロメアが短くなり120回(歳)で無くなるそうです。但し心臓と脳は例外ですが、味を感じる味蕾は約10日、骨は3~10年とも言われています。

よく年やからとか耳にする機会もありますが、私はその度にこの話をします。

当院は運動器リハビリテーションの専門医がいて作業療法士と理学療法士が揃っています。毎日患者様毎にミ二カンファレンスをして常に適切な治療が提供できるように努めています。これはクリニックレベルでは他に類を見ないことだと思います。

実際、リハビリテーションを開始して痛みや動きの拡大などの僅かな変化を患者様自身が実感されることで、しだいに意欲も出て、もう年だとあきらめていたけどリハビリテーションを受けて良かったと言われる患者様も多くなりました。

患者様を英語でPatientと呼ぶそうです。これは「耐える」という意味らしいですが、人間が生きていく中で病気やケガはつきものです。そんな時には、あきらめて耐えるよりも前向きにリハビリテーションを受けていただきたいと思います。

それでは、今年も皆様のご健勝をお祈り申し上げますと共に、当院をよろしくお願い申し上げます。

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以上になります。テロメアという遺伝子の続く限り(つまりは120年は)、人間は風化せず生き続けられる、また変えていくことができる。年だからとあきらめず、リハビリをすることにより自分は変えられる。そういう意見が込められた投稿かと思います。このようにスタッフひとりひとりが色々な考えをもって診療に従事しており、こうしてブログを書いてもらうことが、院長や他のスタッフ、そして患者さんに、それぞれの考えや意見がわかる、いい機会になることを期待しています。