整形外科は、運動器のスペシャリストです。

「運動器」とは、人のからだのなかで、人が自分の体を自由に動かすことを担当している部分のことです。
具体的には骨・関節・筋肉や神経で構成されています。これらはそれぞれが連携して働いており、どれか一つが悪くても体はうまく動きません。
整形外科は、この運動器の状態を診断し、治療するスペシャリストです。顔の整形などを担当する、いわゆる「美容整形」と混同されることも
ありますが、「整形外科」は「運動器外科」と認識していただければ、と思います。
首腰、手足の具合が悪くて、整骨院・鍼伮などの「医療類似業者」にかかられる方もおられますが、そういった症状が内科的疾患や脳外科的疾患、
婦人科疾患からでていることもあります。その見極めができるのは、「医師」である整形外科だけです。
下記のような症状がある場合は、まず整形外科にかかることをお勧めします。
手足以外のことでも、とりあえず診察させていただき、しかるべき病院や診療所を紹介することもできます。どこにいけばいいかわからない。
そんなときはお気軽にご相談ください。

当院の特色

多岐に及ぶ分野の中でも、院長は膝関節外科を得意としております。
自身が膝のけがで苦しんだ経験を持っていますので、その経験も踏まえて治療いたします。

一人ひとりの状況を見極めて治療を行います。

運動器の治療は、投薬・注射・手術・そしてリハビリテーションの4つがメインとなりますが、リハビリテーションはもっとも大切なものであると
考えます。投薬や注射は痛みや炎症を抑えるのが目的であります。
痛みや炎症を起きにくくする体を作るためには、筋力や体力の維持向上や、関節の柔軟性を高めることが大事です。
当院ではひとりひとりの状況を見極めて、低周波・干渉波・牽引などの物理的療法と、理学療法士や作業療法士が直接行う理学療法・作業療法
を組み合わせて治療を行います。

当院の特色

リハビリテーション科を掲げている医院は多いですが、実際は機械によるリハビリだけで、手術後の訓練や、スポーツ外傷後の
訓練まで対応している医院はあまりないのが現状です。
当院には国家資格である「理学療法士」「作業療法士」が常勤しており、各々が経験年数10年以上のベテランです。
運動器のスペシャリストである整形外科医師の指導のもと、患者さんそれぞれの状況に応じたリハビリプランを作成し、
治療いたします。

首、肩、腰、膝の痛みを抱えておられる方へ

一生のうちに、これらの痛みを経験することなく過ごされる方はおそらくいないと思います。
ですから今まで我々のような整形外科の病院に行かれたり通われている方は多いと思います。
そこで先生からは、「レントゲンは異常ないし、痛み止めの薬と湿布だしておくから、あとは
リハビリに通いなさい」といわれることも多いかと思います。
実際それで治る方は多いのですが、治らなくて困っている方もおられると思います。
そういう場合はたいてい、筋肉が弱っていたり関節が硬くなっていたりしている場合が多い
のです。その場合、自分で運動する意識を持ってもらい、頑張って動かしたり体操をしなけれ
ばなりませんが、やりすぎてもだめですし、やらなさすぎても効果はでません。
当院ではその方法や、やるべきメニューを療法士から指導し、できているかをチェックします。
整骨院や鍼伮院、カイロプラクティック、マッサージと似ているように思われるかもしれませんが、似て非なるものです。もんでもらって治る疾患はありません。

手術後のリハビリも対応いたします

病院で手術を受けて、傷も治った頃に、先生から「もう退院です。リハビリは自分でやるか、近くの医院で受けてください。」と
いわれ、退院したもののやり方がわからない。
近くの医院に行ったが、「ここではそんなリハビリはできないからよそでやってもらいなさい」といわれ、途方にくれている方はおら
れませんか。当院では術後やけがの後のリハビリにも対応できます。ご相談下さい。
できれば最初にかかった病院の先生に紹介状を書いてもらうと話がスムースにできます。

よく転倒する、まっすぐ歩けない、背中が曲がってきた方へ

人間、歳を経てくるとどうしてもころびやすくなり、姿勢が悪くなってくることが多いです。
年のせい、とあきらめていませんか?これらは適度な運動をすることにより、たいていの場合は改善できるのです。転んで骨折をして治療費が
かかったり、寝たきりになって介護の必要性が上がることを国は何とかしたいと考えています。ご高齢の方で、医師が専門的な計測をおこない、
一定の基準以下である場合は、運動器不安定症という診断のもと、保険診療が適応できます。足腰をしっかりさせて、死ぬまで元気に過ごし
たいと考えておられる方はご相談ください。

日本整形外科学会認定リウマチ医の資格を有しています。

関節リウマチは自己免疫疾患といって、本来体を守るべき免疫機能に異常が生じ、自分の体を攻撃するようになってしまう疾患群のひとつです。
全身の関節や筋、伳鞘に炎症が生じて、骨や関節が破壊されていってしまいます。
発症原因がまだわかっておらず、根治させることは困難ですが、薬によって炎症や関節の破壊を抑えることは可能です。
当院院長は日本整形外科学会認定リウマチ医の資格を有しております。
最新の知見をもとに、治療させていただきます。

関節リウマチの症状

  • 1) 朝方の手のこわばり

    朝を中心に両手のこわばりがでる。

  • 2) 全身の関節痛と腫脹

    特に手指の関節から始まることが多い。

  • 3) 対称性の関節痛

    左右同じ関節に腫れや痛みが出る。

  • 4) 手足の独特の変形

  • 5) リウマチ結節

    肘など、骨が突出している部分にできものができている。

上記のような症状がみられたら、リウマチかもしれません。
リウマチは早期から適切な治療を行えば怖い病気ではありません。根治はできませんが、支障のない生活を送ることは十分できます。
早めの診察をお勧めします。

関節リウマチの治療法

treatment1

・ 薬物療法

関節リウマチの治療の基本は薬物による炎症のコントロールです。
症状が軽ければ普通の消炎鎮痛剤を使います。
症状が重い場合、消炎鎮痛剤が無効な場合は抗リウマチ剤といって、免疫機能を抑える薬を
使ったり、ステロイドという強力な抗炎症剤を使ったりします。

treatment2

・ リハビリテーション

薬物と並んで大事なのが、関節の動きや筋力・体力の維持をはかることです。
状況に応じて温熱・低周波による理学療法をおこなったり、運動の指導を行います。

treatment3

・ 手術療法・装具療法

上記治療を行っても効果がない、あるいは変形の進行が抑えられないときは手術や装具による
治療が必要になるときがあります。
その場合は連携をとっている病院とやりとりをして、フォローいたします。